トリプトファンは牛乳から発見された必須アミノ酸で、神経アミノ酸とも言われています。
トリプトファンが神経アミノ酸と言われるのは、トリップファンが鎮痛や催眠、精神の安定などの効果があるセロトニンという神経ホルモンを脳内につくる為の材料になるからで、セロトニンが不足すると、うつ症状や睡眠障害、不安感や恐怖感が現れます。
セロトニンはトリプトファンから体内で合成されるので、食べ物や飲み物で補うことができずトリプトファンの摂取が重要となりますが、1日あたり6,000mg以上のトリプトファンを慢性的に摂取し続けるとノルエピネフリンの分泌を抑制するので、精神疾患に影響を与えます。
また過剰摂取する事で肝硬変になり、最悪の場合昏睡状態になる事もあります。神経ホルモンのセラトニンは睡眠ホルモンのメラトニンを誘発するので、不眠解消目的で薬としてもトリプトファンは使用されています。
他にもトリプトファンは多くの精神系の薬と併用する事で、幻覚や精神病の誘因となるので精神疾患や抗鬱剤を使用している人は注意が必要です。
昔に比べ精神的に弱い人やストレス態勢が低いのはダイエットや偏食により栄養バランスが崩れてトリプトファンの摂取が不十分である事が原因であるとも考えられています。
トリプトファンはバナナ、緑黄色野菜、赤身肉、はちみつ、ごま、大豆、などに多く深まれていますが、特にバナナは精神を安定させるマグネシウムやビタミンB6が含まれているのでトリプトファンが不足し不眠になっている人に安眠効果も期待できます。
自然界に多くあるL型のトリプトファンは苦みが強いのにたいし、人工的に作られるD型は砂糖の30倍以上の強烈な甘みがあり、人工甘味料としても使用されています。
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