セリンは、神経伝達物質のアセチルコリンをつくりだすのに重要な役割を果たし、細胞膜の構成成分であるホスファチジルセリンの原料としても重要なアミノ酸で、セリンは必須アミノ酸のスレオニンがあれば、体内で合成できる非必須アミノ酸である。
セリンは肌の水分量を保つ保湿成分の一つで角質層に含まれるアミノ酸では最も多く含まれています。セリンは皮膚の潤いを保つ天然保湿因子の主成分です。天然保湿因子とは、細胞内にある保湿成分で、セラミドに比べれば保湿力は劣りますが、ほとんどがアミノ酸で構成され肌に柔軟性や弾力を与えてくれます。
セリンはシルクの滑らかな肌さわりや、優れた通気性の成分であるセリシンというタンパク質の主要構成成分で、セリンが肌に多いと絹の肌と言われる滑らかな状態になります。
セリンから構成されるホスファチジルセリンは、脳の栄養源であるブドウ糖を脳が吸収するよう促し、脳機能を活性化して認知症やアルツハイマーの症状改善に役立ちます。またセリン自体も脳細胞の構造の維持に関与し、構造を保つ神経細胞の成分である事がわかっています。
ホスファチジルセリンだけでなくセリンは、体内で同じ必須アミノ酸であるシステインやグリシンを作る材料になり、髪や肌の色素であるメラニンの構成成分でもあり、体内で幅広く活躍します。
セリンは牛乳の主成分であるカゼインに最も豊富に含まれて、大豆や小麦にも多く含まれる甘みのある旨味成分です。
スポンサードリンク