アスパラギンは体内で、アスパラギン酸からアスパラギンシンテターゼにより生合成される非必須アミノ酸です。
アスパラギンには、運動持久力の向上を高め、有害なアンモニアを体外に排除したり、肝保護作用や運動持久力の向上作用などの働きがあり、エネルギー代謝に関与し、疲労に対する抵抗力を高め、スタミナを増やし、精力減退を改善する働きがあります。
白血球やリンパ球の増加とも関わりのあるアミノ酸で、アスパラギンは必須アミノ酸であるスレオニン同様、糖類がタンパク質やペプチドと結合するのを可能にします。
アスパラギンは、人体の中でエネルギーを一時的に溜めておく事の出来るグリコーゲンの生産性を持ちエネルギー代謝に関与しています。
アスパラギンは世界で初めて見つかったアミノ酸です。アスパラガスの芽の抽出物から取り出したアミノ酸の結晶で、200年ほど前の1806年、フランスの科学者ボグランとロビゲによって発見されました。2人はアスパラガスの芽からアミノ酸を取り出したので、アスパラガスにちなんでそのアミノ酸をアスパラギンと名づけました。
その後、尿結石からシステイン、ゼラチンからグリシン、筋肉や羊毛からロイシンが見つかり、1935年までにタンパク質を構成するすべてのアミノ酸が発見されました。
生活になじみの深い、グルタミン酸は1866年にドイツのリットハウゼンが小麦のたんぱく質からグルテンから取り出し、グルタミン酸と名づけました。
その後1908年、日本の池田菊苗博士がグルタミン酸は昆布のうま味成分であることを発見し、アミノ酸がおいしさのヒミツを握る成分であることがわかり、世界からも基本の味の一つとして旨味が認められ、基本の味の一つに加えられました。
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